どんな美容室を始めればいいか分からないという方に美容室のコンセプトの考え方を書いてみました。
コンセプトがなぜ大事かと言うと、コンセプトがないと自分自身のお店がお客さんに選んでもらう理由がありません。
コンセプトがあることで数あるお店の中から、そのお店に通う価値が生まれると思います。
コンセプトは集客だけではなく、これからお店で働きたいと思ってくれるようなスタッフの求人にもかかわってきます。
コンセプトがないお店では家からの近さや価格、営業時間の都合などが合うなどの便利さでしか選ばれなくなります。
コンセプトを考えることでお店のブランドを作っていきましょう!
ブランド=選ばれる理由と捉えることも出来るよ!
経営理念
何のために美容室を開業するのか?
お店全体で目指していくものや、そのことに対してどの様な美容室にしていきたいのかが大事だと思います。
経営理念があることでスタッフにも連帯感が生まれたり、求人の際にもサロンの考えや思いが伝わりやすくなります。
ターゲットを決める
お店のターゲット層となる性別や年代を最初に決めます。
ターゲット層によって、お店の立地をどうするのか?どのように集客していくのか?内装をどのような雰囲気にするか?価格設定などが変わります。自分の美容室で何を売りしたいのかを考えたうえで決めるのが良いと思います。
僕の場合は最初に候補地を決めていたので、その候補地の客層や年齢層、今後人口が増えそうなのかを広告業者に聞いたり実際に出店場所の周辺を歩いてみてお店の雰囲気などを決めました。
営業時間を決める
ターゲット層によりお店の営業時間を考えていきます。ターゲットによって開店時間を早くする方が良いのか?逆に遅くまで営業する方が良いのか?も変わってきます。
僕の場合は自分の出来る範囲で一人一人のお客さんに合わせて営業時間前や営業時間後と融通をきかせながら営業しています。
メニューを決める
ターゲット層からお店の売りになるメニューや価格帯を決めていきます。ターゲット層に需要がありそうなメニュー、来店しやすい価格帯などを考えます。その他、自分のお店の商圏内の美容室との違いをだせるように、強みとなる自分自身やお店の武器になるメニューを考えていきます。
コンセプトに合う内装を決める
コンセプトに合うようなお店の雰囲気になる内装や外装、備品などを考えていきます。
高級な雰囲気なのか?リーズナブルな雰囲気なのか?でも材質や色味、インテリアなどが変わってくると思います。
今後のお店をどう展開していきたいか?でも店内の広さやお店の規模も変わってきます。
他店との差別化
他店に負けないための独自のサービスや価値を考えてみる。
他店に負けない自分自身のお店の売りがなければ、たくさんある美容室の中から自分のお店がお客様に選ばれる様になるのは難しいです。
まとめ
コンセプトを考えることで、自分のお店に通いたいと思ってもらえる価値を作っていきましょう。
ここで特に気をつけたいのは価格を価値にすることです。
価格を価値にすると近隣に安めの競合店が出店した場合にすぐにお客様を奪われてしまいます。
僕たちのような小さなお店では価格以外の独自の価値を探していきましょう。
異業種のお店に行くときに、なぜ、そのお店に行くのか?を考えてみることも参考になるよ!