美容室開業の注意点

美容室開業には様々な注意点があります。

夢を持って独立したので倒産や閉店は避けなければなりません。

今回は美容室開業での注意点を書いていきたいと思います。

サルサル
サルサル

美容室の開業って難しいのかな?

ペンペン
ペンペン

事前に注意しながら準備することで不安はなくなるよ!

資金不足になる

美容室の開業のために設備、内装工事などに開業資金を使いすぎ、オープン後の運転資金が足りなくなる場合があります。

経営はお金が回らなくなるとお店の経営を維持できなくなります。

オープン後からは、家賃や水道光熱費、消耗品費、スタッフがいる場合は人件費などの、固定費が毎月必ず発生するので、そのことを考えた経営の資金計画がないと運転資金が手元に残らないので、すぐに自転車操業になってしまいます。

経営知識がない

美容室に勤めることと、自分自身がお店を経営することは感覚が大きく違ってきます。

特にお金の面ではお店に勤めているうちはあまり考えることがないと思います。

なので、勤務している時から売上、経費、集客方法、スタッフ教育方法などの部分は少しずつ勉強していくことが大事だと思います。

広告費がない

広告費がなくなってしまえば、お店の利益をつくるためのお客様を集客できません。

資金計画の段階で運転資金のうちの広告費がいくらくらいの費用が、かかりそうなのかも考えておく必要があります。

オープン日が決まったら、焦らずに落ち着いて時間をかけ開業店舗の宣伝内容を考えると良いです。

給排水設備

美容室の開業には給排水設備も重要になってきます。物件に引き込まれている水道管が細いものだと、シャンプー時に水圧が足りなくなる可能性があります。一般的に、水道管の太さが25mmあればシャンプーの水圧に問題はないかと思いますが、事務所などの入居を想定した物件では13mmの水道管が使用されている場合があるので、物件選びの段階で確認しておくことが大事です。

物件を選ぶ段階で内装業者などに確認をすることで、事前にトラブルを防ぐことが出来るかと思います。

ジョージ
ジョージ

実際に僕の物件でも水道管の大きさで水圧が弱かったです。ですので、節水のシャワーヘッドをつけることでシャンプー時の水圧を下がらないように対応しました。

ボイラーの置き場所

僕のお店ではボイラーをお店の外に置く予定でしたが、物件オーナーさんから物件の外壁に穴を開けることの許可が下りなかったので店内のバックルームに置くことになりました。

ボイラーは結構大きく場所をとるので、もともと10坪ないお店のバックルームに置くと休憩スペースが狭くなってしまいました。

最初の話では店外に置いていいということでしたが、もう少し詰めて話をするべきだったと思いました。

物件選定

立地にこだわりすぎて、家賃などの固定費が高くなるとその分、今後の経営も大変になります。

人通りが多い場所はたくさんの人にお店を知ってもらうことは出来るかも知れませんが、知ってもらうこととお店に来店して頂くことは大きな違いになります。お客様によっての価値観や求める料金体系などがあるかと思いますので、物件の家賃にお金をかけるより、家賃は安く抑え広告費にお金をかけることで価値観や料金体系などの合うお客様を集客するという方法もあります。

それぞれの経営方針に合った考えで物件を選んでみてください。

集客のために割引しすぎる

集客の人数を確保するために、過剰な割引をしてしまうと割引がある間などは集客できるかも知れませんが、割引がなくなるとお客様が離れていく場合もあります。

これは通常料金と割引料金の金額差が大きくなることで、お客様が通常料金を払うことに抵抗がでやすくなり、リピート率が下がるためです。

固定客になりずらい客層を多く集客するのではなく、自分のお店に合うお客様を少数でも集客することが大事です。

まとめ

開業はほとんどの人が初めての経験だと思いますので、不安はありますが事前に注意点が分かっていれば、気をつけながら対応することが出来ます。

完璧なお店を作ることは難しいと思いますが、出来る範囲で自分の理想とする経営や物件選びなどが出来ればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です