開業資金の融資を受ける時には必ず融資担当者との面談があります。
僕たち美容師はこれまでの人生で面談や面接をするという機会が少ないために緊張してしまうかも知れませんが、要点を抑えておくと大丈夫です。
伝えなければならないことは、面談でしっかりと伝えられるようにしましょう。
面談は熱意を伝えるだけでは難しくなるので、事業を継続できる具体的な根拠を示さなければなりません。
そこで今回は融資面談の重要なポイントを紹介します。
面談は融資担当者と1対1なのでそんなに緊張しなかったですよ!
自己資金を貯める
開業したいという意思一番伝える方法はコツコツと自己資金を貯めておくことです。
開業費用の大半は融資での借入金になりますが、自己資金が少なすぎれば融資が下りにくくなります。
もしも、働いているお店での給与が低い場合でも、給与から毎月、少しずつでも貯金することは、開業したいという気持ちを伝えることに大きなアピールポイントになります。
目標のためにコツコツと継続することができるのは、今後の経営を継続させることにも大きな武器になります。
お金の管理が出来ることは目標のために、長期で物事を考えられるということだね。
実績を作る
勤めているお店で店長を経験したり、コンテストでの受賞などの実績があることで、事業を継続する説得力が上がる場合もあります。
店長を経験することでお店の売上を上げた実績を作ったり、コンテストで受賞することでの自分の顧客を増やしたり、最近ではインスタグラムなどのSNSでのフォロワーを増やすことも大きな実績になります。
これは、お店の力ではなく自分の力で売上や集客方法を作ることができるからです。
これが上手く出来る人は自分のお店の経営も自分の力で継続させることが出来るからです。
自分のフォロワーが多い人は大きなアピールポイントになるよ!
出店地の調査
出店候補地についての近隣のライバル店を調べたり、そのエリアを調査しに行った結果や客層などを説明したりします。
自分のお店の経営を成功をするためにできることをやっているという気持ちをみせることができます。
そこで、ライバル店と自店の違いや、エリアの客層に対しての集客方法の戦略を伝えていきます。
自分のお店の強みを担当者に伝えることが大事になります。
出店地を開業場所に選んだ理由を説明できるようにしよう!
服装
面談時の外見にも注意しておく方が良いです。
お金を融資してもらう立場なので、ラフな服装ではなく、ジャケットなどのきちんと見える服装を着用する方が良いと思います。
言葉遣いや面談時なども社会人としての常識的な態度で望むことが大事です。
担当者はいろいろな人を見ているから、人柄も大事になるよ!
事業が上手くいかない場合の対策
事業計画書の通りにお店の経営を頑張ると思いますが、努力しても経営状況が上手くいかないこともあるかと思います。
このような状況になった場合の改善方法などを聞かれた時、しっかりと答えられるように準備しておくことが大事になります。
僕は「営業時間を延ばしたり、休みをなくしてでも借りたお金は必ず返せるような工夫をします。」と答えました!
まとめ
開業への気持ちは開業までの行動や態度でしか伝えることはできません。
そのために開業のために自分がどんなことをしてきたのかを面談や計画書でアピールしなければなりません。
お金を貯めたこと、他店にない技術を学んだこと、指名客を増やすために工夫したことなどを具体的にアピールしたいです。
美容業界でどのくらいの期間、働いていたかは開業して成功するかどうかには、全く関係ないので融資担当者に自分自身の開業までの実績、行動を上手く伝えましょう。
融資を受けることが開業へのスタートになるよ!
融資が通れば後はやるのみ!