今まではあまり気にしていなかった領収書は美容室を経営し始めると、きちんと管理しないとあとあと困ることになります。
領収書は確定申告で提出する必要はないですが、確定申告するための大事な書類で保管の義務があります。
確定申告で抜かりがないように領収書の確認をしておきましょう。
領収書は、取引が行われて、代金を確実に支払ったことを証明するための書類になりますのでなくさないようにしないといけません。
確定申告をする時には経費を計上するために必要なものになります。
領収書は日付、宛名、金額、購入内容など領収書として必要な項目が記入されているかを確認しておきましょう!
領収書の保管方法
領収書は個人事業主の場合、青色申告では原則7年間の保管が必要で、前々年の所得が300万円以下の場合、保管期間は5年間となっています。白色申告の場合は5年間の保管が必要です。法人は7年間の保管が義務付けられています。
領収書の保管は、月ごとにファイルでまとめると便利です。後で、何の支払いか分からなくなった場合にすぐに探すことが出来ます。
僕はコクヨ 領収書&明細ファイル A4縦 48ポケットを使っています!
丈夫でたくさんの領収書を入れてもあふれ出ないようにポケットにカエシが付いています!
100均のものは多くの領収書を入れることには耐久性が向いていませんでした!
領収書を整理する目的
・税務調査時の経費の証明
税務調査がおこなわれる場合に領収書は必要になります。
経費の確認を税務署がする時に、経費が実際に使用されたことを証明するために領収書が必要となります。
領収書がなければ、経費を使ったことの証明ができなくなるため、経費として認めてもらえられなくなる可能性があります。
・経理業務をしやすくするため
経理をする人が仕訳の確認をする場合に、内容を後から確認する時にすぐに探せるようにするために、領収書の整理は大事になります。
事業用クレジットカードもオススメ
事業用クレジットカードを作り事業に必要なものの支払いをカードでするようにすれば、経費をクレジットカードの利用明細で管理出来るので、経費の管理が楽になります。
会計ソフトとも連動させることで経費の管理を簡単にできるようになります。
クレジットカードでは、利用伝票に決済日や金額、店名、購入内容、購入者の氏名か会社名があれば領収書の代わりとして使用することが出来ます。
その他には、クレジットカードはポイントなどのいろいろな特典がありますので現金を使うよりお得になります。
楽天カードはポイントが貯まりやすく、ポイントでお店の備品を購入できるのでオススメです。
まとめ
領収書を上手に保存しておくことで、月々の経費の見直しができます。
令和2年度から、電子帳簿保存法と言う制度が始まり、領収書の電子保存も可能になりました。
電子データ保存にしたい場合は、あらかじめ税務署に申告するようにしましょう。
気になる方は検索したり会計士さんに相談してみましょう。
僕もまだできていませんが、領収書は邪魔なのでいずれはペーパーレスにしようと思っています。