美容室経営の固定費、変動費

美容室の経営には固定費、変動費を知ることがとても大事になってきます。

これが分からないと儲かっているのか?儲かっていないのか?を把握することが出来ません。

美容室の固定費、変動費を考えながら、安定した経営を続けるために損益分岐点と言うものを知る必要があります。

損益分岐点とは?

損益分岐点とは、損失と利益が交差するポイントのことをいいます。

損失と利益が分岐するポイントでは、売上-経費=利益が0円と言うことになります。

損益分岐点より上に行けば利益が出ていることになり、下に行けば損失が出ていると言うことになります。

損益分岐点では固定費と変動費が使われる

損益分岐点を知るためには美容室の固定費、変動費が分からなければなりません。

美容室の固定費の考え方は売上に関わらず常に一定に掛かってくる費用のことを言います。(家賃や正社員の給料など)

美容室の変動費の考え方は売上と連動して増えたり減ったりする費用のことを言います。(材料費や仕入費、アルバイト給料など)

お店の利益をだすには、この2つの合計費用より多くの売上を作らないといけません。

美容室の固定費

美容室経営を運営維持するのに必ず掛かってくる毎月一定の金額が必要な経費を固定費といいます。

固定費は、売上が発生しなくても支払わなければいけない経費になります。

美容室での固定費についてみていきましょう。

美容室の経営で必要な固定費は以下があります。

変動費と被ってくる部分もあるかと思いますが、お店の経営状況で変わっていくと思います。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 雑誌
  • 通信費
  • 人件費
  • 広告費
ペンペン
ペンペン

固定費は上がれば上がるほど売り上げを多く作らないと経営が大変になってくるよ!

美容室の変動費

美容室の固定費は分かりやすいですが、変動費がどのくらいの目安なのかが分かりにくいと思います。

そこでお店の売り上げに対しての変動費の理想的な目安を紹介します。

変動費とは売上の変動に合わせて払う金額が変わってくる費用のことです。

ここに書いているのは参考なのでこれよりも少ない方が経営は楽になってきます。

しかし、スタッフへの給料やお客さんへのサービスに関することは減らさないことが大事だと思います。

・変動費の売上との割合

材料費 約10%

人材費 約40%

水道光熱費 5~10%

雑費、通信費 1~5%

販促費 地域、媒体による

サルサル
サルサル

変動費は売り上げに応じて変化していくよ!

売り上げが上がっていないのに変動費が多い場合は無駄がないか見直しが必要になるよ!

損益分岐点を改善する方法

損益分岐点より上に利益をだそうとすると、売上を増やすことや無駄な費用を減らすことが必要になります。

利益を出すためには変動費を下げることが大事になるので、原材料費、仕入原価などを減らすことができれば変動費を下げることができます。

または費用を減らすだけでなく、営業での売上を上げることで利益を増やすことができます。

まとめ

自分の経営するお店での固定費、変動費を見直すことで売上を上げるよりも経営が楽になることもあるかも知れません。例えば、月に3万円無駄な支出を減らせれば、月に3万円多く稼いだことと同じになります。

年間では36万円の違いにもなりますので、大きな違いになります。

お金は稼ぐことよりも使うことはとても簡単ですので、使い方にも注意してみましょう。

ジョージ
ジョージ

入ってくるお金ばかりを見るのではなく出ていくお金にも注目してみよう!

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