納税をすることは国民の義務ですが、事業の経営には大きな負担になります。
毎日の営業で働いて得たお金の大部分を金額を税金で持っていかれてしまうのは、経営を続けるにはとても大変です。
一生懸命に自分とスタッフで稼いでいるので、出来る限りの節税はできるようにしたいです。
節税方法にも色々な方法がありますが、今回は節税の種類や、節税方法を解説したいと思います。
節税は合法ですが、脱税は違法ですよ!
脱税は、追徴課税などの罰則によって通常より多くの税金を払うことになるよ!
節税の目的
節税でお店にお金を残す
お店に多くのお金が残ると、残ったお金を今後の売上を上げるための資金や設備投資として使うことが出来ます。
お店に資金がないと売上を上げるためのを広告や宣伝、設備投資、人材確保などの新しい試みを実行出来ません。
そのため、節税できるお金は出来る限り、お店に残し次の経営戦略に使うことが出来ます。
例えば、節税で10万円のお金を残すことが出来れば10万円を多く稼いだことと同じになります。
営業で10万円を稼ごうと思うと、材料費や人件費、労働時間がかかりますので、10万円の売上では10万円の利益にはなりません。
経営はお店にお金をどれだけ残すかが大事になるよ!
お金が無くなると何も対策が出来なくなるよ!
節税の種類
良くない節税
税金は利益(課税所得)に対して課税されますので、利益(課税所得)は収益-経費という計算になります。
このことから、経費を使えば使うほどお店に残る利益が減るので、その分支払う税金額は少なくなります。
ですが、経費にすれば税金が少なくなるからと、何でも考えずに購入するのは良くない節税方法になります。
支払う税金は減らせますが、逆に手元に残るお金が減ってしまいます。
節税のために余分な買い物や贅沢品などを買うことが習慣になると、いつまでもお店にお金は貯まらずに無駄な出費を増やしているだけになってしまうよ!
良い節税
利益が多く残る場合に、節税のために経費を多く使うのは無駄使いに思える場合がありますが、、多少の経費を使ったとしても、事業の今後のための投資になる場合なら大丈夫です。
自分自身の勉強代やスタッフ教育、福利厚生、設備導入などの費用の場合は今後のお店のためになると思います。
その他は、万が一の経営リスクに備えての共済などの加入になります。
共済は控除や経費などになるので、経営に余裕がある場合に、もしものリスクに備えながら税金を減らすことが出来ます。
共済には小規模企業共済、経営セーフティー共済などがあるよ!
まとめ
経営をしていると、多くの税金を払うことが惜しくなり、できる限りの節税をしたいという気持ちになる思います。
ですが、1番大事なことは節税のためだからと無駄な支出を増やさないことです。
節税になるからと不要な物を大量に購入したり、必要のない車を買ったりすれば、お店に残るお金が減ってしまうことになります。
その他、税務署から目をつけられる場合もあり、税務調査や追徴課税などの問題になる場合もあります。
節税は大事なことですが、やりすぎず払うべき税金はしっかりと支払うことで社会的な信用や事業が上手くいっていることの証明になります。
自分の事業や経営状況を判断して、自分の経営にあった節税方法を必要な時に行うようにしましょう。